『ポストBRICS』
人口が減少し始めた日本より、高い成長が期待できる発展途上国が、中長期的な株式投資に向いている。中国やインドといったBRICSは、既にもてはやされており、その次に来るものとなると多くの人が迷いなくべトナムを真っ先にあげるだろう。本書を読んで、評者もベトナム口座を持ち、恐る恐るベトナム株投資に入った。しかし、有力な企業が上場していないこと、市場がかなり過熱していること、注文の執行や確認等先方証券会社の体制が充分でないこと等いろいろと課題は多いことがわかる。いずれにせよ、リスク承知でベトナム株に関心を有する者が、まずは読むのにはいいだろうし、ほんの数時間で読むことができる。なお、まだ出版後、半年しか立っていないが、昨年末に新規上場が相次ぐなど、相場状況は大きく変わっており、1年間隔で改訂版あるいは増補版が必要な状況である。